紫の開発日記。

同人サークルサイトを運営するにあたっての作業内容等を書きます。

【第1回】ConoHa VPSの初期設定

このシリーズの概略については、こちら↓をお読みください。
yukari-n-u.hatenablog.com

これは私個人の備忘録なので、内容については保証しかねます。
ただ、間違っている箇所があれば教えいただけると嬉しいです。

今回の作業内容

  1. ConoHaでVPSを契約する
  2. 一般ユーザを追加・sudoの設定
  3. 公開鍵を設定する

はっきり言って、ConoHaに書いてある内容をそのまま実行しただけです。
VPSスタートアップガイド|ConoHa VPSサポート

ConoHaでVPSを契約する

以下の内容で契約しました。

サービス VPS
CPU 2Core
メモリ 1GB
SSD 50GB
リージョン 東京
オプション -
イメージタイプ CentOS 7.7
月額 900円

オプションは特になし。月額は最初の一年は720円に割引されるらしい。
WordpressKUSANAGI、Dockerは、それだけ入れるならそういうイメージタイプがあるみたいなので、それを選んでもいいかもしれませんね。

一般ユーザを追加・sudoの設定

一般ユーザーを追加する|ConoHa VPSサポート
sudoを設定する|ConoHa VPSサポート
↑を読んでやった。以上。

というわけにもいかないので、少しは書きます。

Tera Termのダウンロード

ターミナルソフトとして、Tera Termをダウンロードしました。PuTTYのが好きなんですが、公開鍵の設定をするのにはTera Termの方が少し楽だったのでこちらを選びました。ConoHaもこっちを使ってますしね。
ダウンロードファイル一覧 - Tera Term - OSDN
こちらのリンクからteraterm-4.105.exeをダウンロードし、あとは流れに身を任せれば大丈夫です。

起動後、
ホストにConoHaコントロールパネルから確認したサーバのIPアドレスを入力しOKボタン
→ユーザ名にroot、パスフレーズに契約時入力したパスワードを入力しOKボタン
でサーバに接続できます。

一般ユーザの追加

以下のコマンドを入力しました。

# useradd <ユーザ名>
# passwd <ユーザ名>
New password: <任意のパスワード>
Retype new password: <上記と同じパスワード>

Tera Termを用いたサーバ接続時にこのユーザ名とパスワードを入れることで、一般ユーザとしてログインできるようになります。
ただ、次の作業はrootで行うので、ログアウトすると二度手間になります。

sudoを設定する

# usermod -G wheel jukari

これでOK。

公開鍵を設定する

公開鍵認証を設定する|ConoHa VPSサポート
一般ユーザーで公開鍵認証を使用してSSHログインする|ConoHa VPSサポート
↑を参考にしました。
ただ、一番目のリンクはサーバー契約時にしかできないものっぽいので今回はスルーし、rootに関しても二番目のリンクの方法を取りました。

鍵の生成・設置

リンク先の通り。

入力したコマンドは以下。

$ mkdir .ssh
$ chmod 700 .ssh
$ mv id_rsa.pub .ssh/authorized_keys
$ chmod 600 .ssh/authorized_keys

rmコマンドを打つまでもなく、id_rsa.pubは消えてた気がします。

これを一般ユーザとrootユーザーに関してやればいいんだと思います。rootに関してはすでにauthorized_keysが存在しているので、それを上書きします。

rootログインの禁止

vimで設定ファイルをいじります。管理者権限で実行してください。

# vim /etc/ssh/sshd_config

iキーで挿入モードに入り、以下の二項目をyes→noに変えます。

PermitRootLogin no
PasswordAuthentication no

escキーで挿入モードを終了し、:→w→qキーを押し上書き保存しvim終了します。
最後に、以下のコマンドでSSHの設定を反映させます。

# systemctl reload sshd

所感

この辺はまあサポートページに書いてあるまんまですよね。SSH周辺でゴニョゴニョしましたが、問題があったところでデータがぶっこ抜かれる程度で済むので大丈夫です。本当かよ。

次回はDockerをインストールします。
yukari-n-u.hatenablog.com